10月に入ると、「今年もあと少し」という気持ちが出てきます。
ただ、10月から年末まではまだ約90日あります。 3か月。これは、何かを変えるには十分な長さです。
この記事では、この90日をどう使うかを設計します。
90日で変えられること・変えられないこと
変えられること
- 生活のリズム(起床・就寝時刻)
- 1つの習慣の定着
- 資格の勉強(範囲によります)
- 体力の向上(週2〜3回の運動を続けた場合)
- 家計の見直し(固定費の削減は1か月でできます)
- 部屋の状態
⚠️ 90日では難しいこと
- 大幅な体重の変化(急な減量は体に負担です)
- 語学の習得(基礎作りはできます)
- 転職・独立の完了(準備はできます)
- 5つも6つもの習慣の同時定着
欲張らないことが、90日を無駄にしないコツです。
目標は「1つか2つ」に絞る
年末までにやりたいことを書き出すと、たいてい5つ以上になります。そこから2つに絞ってください。
選ぶ基準は次の3つです。
- 年明けの自分が楽になるか
- 90日で目に見える変化が出るか
- いまの生活に、その時間が実在するか
3つ目が重要です。「時間ができたらやる」は、時間ができないので永遠に始まりません。 いまの生活のどこを削るかまで決めて、初めて計画になります。
月ごとの配分
10月:仕組みを作る月
- やることを決める(1〜2個だけ)
- いつやるかを決める(時間帯を固定)
- 環境を整える(環境の作り方)
- 記録の方法を決める
10月は「やる量」より「続く形」を作る月だと考えてください。
11月:いちばん進む月
祝日があり、気候も安定し、年末の慌ただしさもまだ来ていません。3か月のうち、もっとも作業が進む月です。
ここで前倒しできると、12月が楽になります。
12月:維持する月
⚠️ 12月に新しいことを始めないでください。 忘年会、大掃除、帰省、仕事納め。生活が乱れる要素が多すぎます。
12月の目標は「途切れさせないこと」です。1日5分でもやれば、連続は続きます。
年末に息切れしないための3つの工夫
1. 最低ラインを決めておく
「忙しい日はこれだけやればOK」という下限を、いま決めておきます。
- 運動 → 5分のストレッチ
- 勉強 → 1ページだけ
- 記録 → チェックだけ
ゼロにしないことが、再開のコストを下げます。
2. 12月の予定を先に入れる
12月のカレンダーを開いて、忙しくなる日を先に把握してください。そこは最初から「最低ラインの日」と決めておきます。
3. 途切れても、責めない
3日空いても、再開すれば続きです。習慣が途切れたときの再開法で整理しています。
90日後の自分に何を残すか
年末に振り返ったとき、「何ができたか」より「何が続いているか」のほうが価値があります。
1月1日に新しい目標を立てるより、12月31日に何かが続いている状態のほうが、翌年はずっと楽です。新年に向けた助走として、この90日を使ってください。
振り返りの方法は週次レビューの習慣で扱っています。
年末までの90日の使い方まとめ
- 10月から年末まで約90日。習慣の定着には十分な長さ
- ⚠️ 急な減量や語学の習得完了は90日では難しい
- 目標は1つか2つに絞る
- 「いまの生活のどこを削るか」まで決めて初めて計画になる
- 10月は仕組みを作る月
- 11月がもっとも進む月。前倒しする
- ⚠️ 12月に新しいことを始めない。維持する月
- 忙しい日の「最低ライン」を先に決めておく
- 12月の忙しい日を、カレンダーで先に把握する
- 年末に「続いている状態」を作ると、翌年が楽になる